vol.4 ブライダルリングにはリングピローを忘れずに

ワタシとカレとブライダルリング vol.4手作りリングピローのススメ
忘れていませんか?リングピロー

「リングピローは、なんと、ご新婦様の手作りです」とか、「ご新婦様のお友達、ハルカさんが心をこめてリングピローを手作りされました!」とか。
結婚式にお呼ばれするたびに、こんなフレーズを耳にしてきた人も多いのでは? 私自身も数少ないお呼ばれ歴の中で、手作りのリングピローをいくつも目にしてきた。そのたびに「こんな立派なものが作れるなんて、絶対いいお嫁さんになるね」と感心を通りこえて、感動でどれだけ胸いっぱいになったことか!

ご存知かとは思うが、リングピローとは、ふたりの大切なリングを乗せておくアイテムのこと。リング交換までのわずかな時間に必要なアイテムのため、結婚準備に忙しい花嫁さんにはその存在を忘れられがちではある。が、その役割はとてつもなく大きい。だって、一生懸命探した永遠の象徴がふたりの指にわたるまで、しっかりと抱きとめてくれるものだから。
リング交換するその瞬間を、アナタらしさあふれるリングピローを使って、見事に演出してみよう。市販品にはオーソドックスなタイプからまるでオブジェのようなものまで、多種多様なデザインが用意されている。リング同様、ふたりの好みに合わせてじっくり探してもらいたい。

ガラスの靴「ウィズ・レッドローズ」

ガラスの靴をモチーフにしたリングピロー。置いておくだけでもため息が出そう! まさにシンデレラ気分

『みんなの手作りアイテム』に見る、リングピローのヒント

とは言え、やっぱりオススメは手作り。裁縫をしたり細かく組み立てたり、技術家庭の授業以来の作業になるかもしれないが、リングピローへの愛着も、完成品とは比べ物にならない。何より、結婚式を作り上げている実感を得られる。揃えられた材料を組み立てるだけの“手作りキット”も販売されているので、ぜひ挑戦してみよう。
結婚準備室内の参加型コンテンツ『みんなの手作りアイテム』には、先輩花嫁さんやゲストのみなさんが作ったリングピローがずらりと掲載されている。その中から「これは!」と思うアイテムをいくつか抜粋してみた。

ハート型リングピロー

ハート型リングピロー

イルカのリングピロー

イルカのリングピロー

トラックリングピロー

トラックリングピロー

天使のリングピロー

天使のリングピロー

ハート型リングピロー(写真左)は、とある先輩花嫁さんのお母さまがすべて手作りされたもの。ポイントは、お母さまの思いがこもった刺しゅうだとか。イチから手作りするのはハードルも高いが、市販のクッション型ピローに、ふたりのモチーフを刺しゅうすれば、ちょっとしたオリジナルに変わるのでご参考に。イルカのリングピロー(写真左中)は、結婚準備室に多くの問い合わせをいただいたアイテムのひとつ。海が大好きな新郎新婦が作ったという完全オリジナル品で、イルカの首にかかったリングが可愛らしい。花瓶にイルカの置き物と砂、そしてキュービックライトと、雑貨屋さんや日曜大工のお店で手に入るアイテムを使ってここまでのものを作ることができる。変り種は、新郎の仕事を象徴したトラックリングピロー(写真右中)。トラックの運転手をしている新郎が、自分の乗っているものとできるだけ近い車種のプラモデルを探し当て、荷台をピローに見立てたものだ。式後のパーティー会場で飾るなどすれば、新郎のお仕事紹介も兼ねられる。天使のリングピロー(写真右)は、しっかりと結ばれたリボンの結び目に、天使がちょこんと乗っかったもの。色合いが落ち着いているので、和婚にも使えるのでは?

挙式後はインテリアや赤ちゃんの枕として

未来に出会うふたりの赤ちゃんにも祝福を!

ざっと紹介しただけでも、オリジナリティがいっぱいのリングピロー。創作意欲が刺激されてアイデアがムクムクわいてきたら、早速手作りを! 挙式が終わってからは、新居の玄関や居間に飾ったり、寝室のベッドサイドにリングケースとして置いたりして、人生最高の一日をいつまでも忘れずにいたいもの。

最後に、リングピローの豆知識をひとつ。ふたりに赤ちゃんが生まれたとき、リングピローを枕にすると、その子はずっと幸せになるという言い伝えがあるそうな。これは、ファーストピローと呼ばれる欧米の慣わし。将来出会うであろう我が子の幸せを祈り、一針一針仕上げる時間は、また格別なものになりそう! ただ、赤ちゃん用にと考えるのであれば、クッション型のもので、装飾も取り外しが簡単なリングピローを。

インテリア重視か、ファーストピロー考慮か。どちらを取るかはおふたり次第。先輩花嫁さんの意見を参考にしたり、嫁友さんと意見交換したり、ダンナさまと相談しながら、一生に一度の贅沢な悩みと、じっくり向き合って。

(記事:谷口千佳)

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