この人とふたりで人生を歩んでいく。そう決めたなら、結婚準備。
式や新しい生活に向け、めまぐるしく動かねばならぬこの時期はとにかく出費がスゴい。
結婚のためだと思いつつも、財布の中身が軽くなるのはちょっと寂しい。
だからこそ、失敗は禁物! ましてやブライダルリングなんて一生モノ。そう思うのは当然でしょ?
お気に入りに出会えなければ、ストレスだって普段の買い物の数百倍以上、なんてことも。
そんな疲れたココロに一服の清涼水を。リングをとりまく役に立つような立たないようなお話を、不定期でご紹介しちゃいます!

左手が一般的な日本だけれど、世界には右指にはめる国もちらほら。 ハネムーン先で道行く人のリングに注目しても、面白いかも!?
さて、記念すべき第1回のテーマは<なぜブライダルリングは左手薬指なのか>。 右手にはめる国もあれど、わが国では、これが常識だと言わんばかりに皆さん左手薬指にリングを輝かせているじゃありませんか。 でもこのルーツってどこなんでしょ?
一般的に左手薬指説は、古代神話に起源があると言われています。 アメリカのフェミニストな作家、バーバラ・ウォーカー女史の著書『神話・伝承事典(山本主一郎訳)』にも、こんな一説が。
「男たちは太古の昔から、女性の体内では心臓から左手の薬指にかけて、
一本の導管(すなわち血管)がまっすぐに走っていると信じていた」。
心臓に何があるって言ったら、心。つまり感情とまっすぐにつながる薬指に指輪をはめて、
愛するハニーの心をつなぎとめようとしたことが、そもそもの始まりだとか。
それが今では時代と海をこえて、ここ日本でも当たり前の慣習として定着しているなんて、ロマンを感じますなぁ。
ふたりが永遠を誓い、そのしるしとして、リングをはめるとき。 古代神話になぞらえて「アナタの心を一生離さない」そんなアツ~い想いを込めましょう。
ふたりではじめる人生には、楽しいだけではなく、一触即発なシーンだって多々あるはず。もうキライ! たとえそう思う日が来たとしても、薬指のリングを見つめながら初心にかえり、小さな火種さえも、 もーっと大きな愛に変えていけるふたりでありたいものです。
(参考文献:『指輪の文化史』浜本隆志/白水Uブックス定価998円)
ひとこと書評:指輪に関するナルホドがいっぱい!
(記事:谷口千佳)
ふたりで歩いていく人生に何があっても、ずっと新鮮な気持ちでいられますように






