『鉄腕アトム』の主人公、アトムの誕生日は、原作では「2003年4月7日」とされています。意外なことに、8年も前なのですね。
さて、現在、2011年。
見渡してみると、『アトム』に描かれた世界、ちっとも実現していないではないか。
車は空を飛ばないし、ロボットはやっと二足歩行(しかも酔っ払いみたいな歩き方)だし、核融合もあと何十年かかるというし。
世界はまだまだ「未来都市」のイメージとはほど遠い…と思いきや!
意外なシーンで、すごい未未が実現していました。結婚式の招待状です。
まずは以下をご覧ください。
断っておくと、浮き上がっている動画は合成ではありません。説明すると…。
・WEBカメラ搭載のパソコンで、専用サイトにアクセスする
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・WEBカメラを起動し、カードに印刷された「ARマーカー」という特殊なバーコードをかざす
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・カードに浮き上がるように(ここがすごい!)、アップロードしておいた動画が再生される
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・カードを傾けたり近づけたりすると、それに合わせて動画も動く(ここもすごい!)
これは映像制作会社のCRESTWAVE(東京・目黒)が4月から始める『AR for Bridal』というサービス。
正確に言えば、この「動画を撮影・編集し、その動画にアクセスするためのARマーカーを印刷したカードを販売する」サービスです。
新郎新婦は、招待状を送る際、このARマーカー付きのカードを同封するだけ。そして受け取った方が、WEBカメラつきのパソコンで「浮き上がる動画」を体感、というわけです。
カードのデザイン一例。全部で5種類から選べます。中央に印刷されているのがARマーカー
まるで、カードの上に浮き上がるように動画が…。この面白さは体感してみないと分からない!
ちなみに「AR」は日本語で「拡張現実」と訳される先端技術。すでにスマートフォン用アプリなどでは使われていますが、ウェディング業界に持ち込まれるのは初となります。
招待状って、紙質も文面もほぼ同じですし、オリジナリティを出すのが難しい。
そんななか「拡張現実を応用した動画つき招待状」…内容も響きも、すごい差別化になると思いませんか。
残念ながらこの「動画が浮き上がる」効果、現在はWEBカメラ付きのパソコンでないと体感できません。ただ動画だけなら、近いうちにスマートフォンでも見られるようになるそうです。
驚きはその料金。
撮影、編集、サーバー設定、そしてカードの印刷まで含めて、なんと「20,000円弱(※)」の低価格!
同社の山田社長によれば「お客様が買ってくださる料金を、という思いから逆算して」設定したとのこと。先端技術が、ゲスト一人あたり数百円で利用できるのは嬉しいです。
正式リリースは4月1日(金)ですが、すでに申込は可能。無料サンプルも用意していますので、とにかく体感してみてください。
(※)取材日の2011年3月9日時点で未確定。また出張撮影を行う場合は別途、費用発生
お客様向けチラシのイメージです。裏面にはサンプル用のARマーカーが入っています
自動車が空を飛び回るような未来は、着実に近づいてきています。
とはいえ、まだ車を浮かせるのは難しそう。であれば、ひとまず動画を浮かせてみるのも一興ですよ(無理やりですな)。
(2011年3月10日更新/取材・文 櫛谷育男〔編集部〕/取材協力 有限会社CRESTWAVE)
『AR for Bridal』サービス概要
http://www.crestwave.net/







