ゲストのためのスピーチ完全マニュアル

ゲスト用スピーチ 具体例

新郎 ← 勤務先の社長

本日はご多用中のところ、新郎の鈴木実君、新婦の川上真知子さんの結婚披露宴にご列席賜りましてまことにありがとうございます。 両家になりかわりまして、厚くお礼申し上げます。

私は、本日の媒酌人を仰せつかりました木下と申します。 新郎の勤務先であります東西商事の代表取締役をいたしております。
まず、新郎新婦は、先ほど当ホテル結婚式場神前において、結婚の儀をつつがなく執り行いましたことをご報告申し上げます。
では、慣例によりまして、ご両人のご紹介をさせていただきたいと存じます。

新郎の鈴木実君は、鈴木太郎さんと恵子様のご長男として、昭和50年3月4日、東京都でお生まれになり、南北大学経済学部を優秀な成績にてご卒業後、私どもの東西商事に入社されました。 学生時代にMBIと中国語を習得されたということで、語学や国際感覚にすぐれた若手ビジネスマンとして、第一線で活躍中である将来有望な社員であります。

新婦の真知子さんは、川上志郎様と美佐子様のご長女として昭和52年4月7日、神奈川県でお生まれになりました。 朝日大学の英文科を優秀な成績でご卒業後、旅行代理店のTGツアーにお勤めでいらっしゃいます。 はきはきとした対応と細かい心配りでお客様からもすこぶる評判が高いと伺っております。 旅行の業務に大きなやりがいを感じておられ、実君と相談の上、結婚後もお仕事を続けられるとのことです。

お2人は、大学時代の夏休みに台湾で出会われました。 実君が、大学3年の夏休みに観光で滞在していた際、同じく遊びに来ていて道に迷った真知子さんを助けたというのが、いきさつだったそうです。 くわしいいきさつは、のちほどお2人のご友人がご披露くださると思いますので、皆様楽しみになさって下さい。

なお、これからお2人は新しい人生をスタートさせるわけですが、その道はけっして平坦なものではないでしょう。 どうか今日の日を忘れることなく、お互いを信じ、力を合わせてあたたかい家庭を築いてください。

ご列席の皆様も若い2人にあたたかいご指導、ご鞭撻を賜り、末永くご厚情をお寄せいらだきますようお願いいたします。

これをもちまして媒酌人のあいさつとさせていただきます。

直属の上司から新郎へ

ただ今、ご紹介に預かりました 私 ○○○株式会社の後藤 誠と申します。
本日は、太郎君、花子さん、ご結婚おめでとうございます。
並びに、ご両家ご親族の皆様 誠におめでとうございます。
新郎 太郎君と私は、現在毎日顔を合わせて仕事をしておりますので、太郎君の普段の仕事ぶりなどをご紹介したいと思います。
私どもの会社 ○○○は、子供のオモチャを製造する会社でして、全国のオモチャメーカーの○○%のシェアを誇ります。
太郎君は、私どもの新しいオモチャのデザイナーとして 日々活躍をしてくれています。
そんな太郎君を一言で表現するならば、「純粋」です。
実は、オモチャをデザインするということは、子供の心を忘れてしまった石頭の私などにとっては、発想というものが湧いてこないので到底できないのですが、自由で柔軟で、そして純粋な心を持っている太郎君は、子供の気持ちや目線で物事を考えることができ、次々と新しい発想が湧いてくるのです。
実際太郎君が作ったオモチャで、子供達が目を輝かせて夢中で遊ぶ姿を見ていると、私まで幸せでそして誇らしい気持ちになります。
こうして、子供だけではなく、親御さんまでも幸せにしてしまう程の力を持った男だと思います。
きっと花子さんも、太郎君のそんなところに惹かれたのでしょう。
先日初めて花子さんとお会いした時、美しいだけでなく、彼の仕事や才能について充分理解し、支えてくれる人だと確信しました。
これからは、純粋な心と豊かな才能で二人の家庭をクリエイトされていくことでしょう。
但し、デザインのイメージはいつも突然湧いてくるようで…酒を飲んでいる時でも、食事をしている時でも、また電車の中であっても突然パソコンを開き、周りが一切見えなくなることがしばしばありますが、花子さん、そんな時は会社の為にもそっと見守っていただけるよう、お願いいたします。
本日は、本当におめでとうございました。

後輩から新婦への場合

花子先輩、本日はおめでとうございます。
花子先輩!本当にすっごく綺麗です!もう感激で胸がいっぱいです。
あ、申し遅れましたが 私は花子先輩に毎日とてもお世話になり、可愛がっていただいている 岡 紀代美と申します。
私が初めて先輩と会ったのは、新入社員研修の時でした。
まだ、右も左も分からない私たちに、先輩社員としてご自身の経験をお話してくださいました。
花子先輩のお話はとても分かりやすく、とてもためになりました。
でも何よりも素敵だと思ったのは、堂々と胸を張っている凛とした姿と、優しい話し方でした。
私はいっぺんで花子先輩が大好きになり、憧れの存在となったのです。
ですから、同じ部署に配属された時は、嬉しくて眠れないほどでした。
花子先輩は、どんなに忙しい時でも嫌な顔一つせず、私の質問にも優しく丁寧に答えてくれます。 叱る時も、何故失敗したのか自分で気づけるように導いてくれます。
こうして話していると“デキル女”と言う印象を受けると思いますが、実はお料理もとっても上手なんです。 先日は職場のみんなにクッキーを焼いてきてくれました。
またまたこうして話していると“完璧な女”と思われるかもしれませんが、実は意外におっちょこちょいなところがありまして…スーパーで買い物した袋を忘れてきたり、ある時は、左右ちがう靴を履いてきてしまったりと、数え上げたらキリがないくらいです。
でもそこがまた、先輩の可愛い魅力の一つになっていると思います。
旦那様の太郎さん、大好きな花子先輩のこと、本当に宜しくお願いしますね。
そして、花子先輩。これからもずっとずっと私の憧れの女性でいてください。
本日は、本当におめでとうございました。

高校時代同じ部活動で新婦と仲良し

本日は太郎さん、花子さん、ご結婚おめでとうございます。 そして、ご両家ご親族の皆様おめでとうございます。
私は今、ご紹介いただきましたように、花子さんと高校時代 共に吹奏楽部に所属していた 小林尚美と申します。
友人代表のスピーチをお願いされ、とても緊張していますが、大好きなかけがえのない友人のためにお祝いの言葉を述べさせて頂きます。
ちなみに高校時代に呼んでいた“花っち”という呼び方でご了承いただければと思います。
花っち、本当に今日は綺麗です。 太郎さんの横で幸せそうに微笑む花っちを見ているとあの高校に入学し、吹奏楽部に入部し、初めてあなたと出会った時、目をキラキラさせて 「私ずっとフルートを吹きたいと思っていたの。 よろしくね」 と自己紹介をした時のあなたを思い出します。
念願のフルートの担当になり、最初はうまく音も出ず、落ち込んだ日々もありましたが、いつしか綺麗な音色を出せるようになり、一つの曲を吹けるようになった時は、本当に嬉しかったね。 花っちは覚えていますか?
太郎さん。花っちは太郎さんも知っているように、一つのことに丁寧に取り組み、確実に自分の力にする人です。
これからは、太郎さんを支え、ベストパートナーとして一生懸命考え、行動していくと思います。
これからの人生で、楽しいこと、悲しいこと、色々な事があると思いますが、いつもお二人で力をあわせて素晴らしい夫婦となって、素敵な家庭を築いてください。
末永いお幸せを心からお祈りしています。
本日は本当におめでとうございました。

新郎側 ← 大学時代の友人

鈴木君、真知子さん、ご結婚おめでとうございます。 ご両家の皆様、本日はまことにおめでとうございます。 私は大学時代、新郎の鈴木君と同じ山岳サークルに所属していた中尾と申します。
鈴木君は、見てのとおり体格がよく、大学時代は顔中に無精ひげをはやしていたので、サークル内では「熊さん」と呼ばれておりました。 タキシードを着てヒゲを剃ると、鈴木君、こんなにも男前だったんですね。 「美男美女」のお似合いカップルではありませんか。 おどろきました。
私たちの山岳サークルでは、年に5回の合宿がありました。 合宿というのは10日間にわたって山を縦走するもので、楽しい反面、40キロもの距離を荷物を担いで歩かねばならず、肉体的にも精神的にもハードです。
鈴木君と私が2年生の夏合宿のことです。 暑さと荷物の重さで1年生の後輩が疲れて動けなくなりました。 そのため、ほかのメンバーは先に目的地に行き、鈴木君と後輩があとからゆっくり登ってくることになりました。 ところがなかなか到着しない。 心配していたところ、鈴木君が自分のザックと後輩のザックを2つとも担いで 「あと少しだぞ!がんばれ!」 と、後輩を励ましながら登ってきたのです。 そして、到着すると、自分も体力的には限界のはずなのに、 「大丈夫か」 とその後輩にやさしく声をかけ、すぐにテントで休ませていました。 これには、みんなで感動したものです。
人間は極限状態になると、本当の性質が表れるといいます。 実際、山に行くとふだんは見せていない面が出てしまうもので、私も疲れがたまってくるとイライラしたり、不機嫌になったりしてしまうことがあります。
しかし、鈴木君のそうした姿は、今までに一度も見たことがありません。 けっして人に弱音をはきませんし、困っている人がいると、自分はどんなに疲れていても、手を差し伸べて面倒を見るのです。芯から心やさしく、精神的にタフな人です。
真知子さん、鈴木君はこういう男です。 もしも、真知子さんが大きな荷物をかかえることになった時には、いっしょに背負ってくれます。 安心して、中尾君とともに、人生という大きな山を登っていってください。
ただし、鈴木君のいびきはうるさいです。 鈴木君、真知子さんの前では音量をさげろよ! どうぞお幸せに。

親族 おじから姪の新婦へ

本日は、太郎君、花ちゃんおめでとう。
私は、新婦花子の父親の兄にあたる、山田一雄と申します。
親族ではありますが、姪 花ちゃんの幼い頃を知っているということで、その思い出を話して欲しいと、先日花ちゃんと、私の弟・花ちゃんの父親から頼まれ祝辞を述べることとなりました。
さて、そのリクエストがあった花ちゃんの幼い頃ですが、今 美しく微笑んでいる姿からは想像もできない程おてんばで活発な子でした。
ちょうど私の息子と同じ年ということもあり、兄妹のように仲良く過ごしていました。
夏休みやお正月には、お互いの家を行き来したものですが、一度こんなことがありました。
私の家が海に近いということもあって、夏にふた家族で海に行きました。
波打ち際で貝を拾って遊び、スイカ割りをしたりして楽しんでおったのですが…
ふと気がつくと花ちゃんとウチの息子の姿がありません。
花ちゃんの弟・浩君もようやく歩き出した頃で、大人の目が行き届かないところがあったのかもしれません。
私たちは血相を変え大慌てで、人で溢れた御宿の海を二人の名前を呼び、探し回りました。
ライフセーバーの方々や、海の家の人たちも巻き込み、いよいよ警察に届けなければとそこまで話が大きくなりかけたとき、もしや…と思い、家に行ってみると、なんとそこで二人はニコニコとアイスを食べ 「海は暑いよ~」 と笑っているではありませんか!
大人たちはそんな二人を見て、ホッとするやら、おかしいやらで泣き笑いをしたものです。
今思うと、子供達の大冒険だったのでしょう。
「心配したのよ」という母親の言葉に“キョトン”とした可愛い表情がおじさん忘れられません。 花ちゃんは覚えているかい?
好奇心旺盛でおおらかな花ちゃんは、親戚皆から可愛がられ、勿論親も大切に育ててきました。
太郎さん。そんな花ちゃんのいいところは伸ばし、足りないところは太郎さんの愛情で埋めてやってください。
この子はきっと期待に応える子です。おじの私が責任を持って言います。
また、○○家のお父さん、お母さん、そしてご親族の皆様。
時には厳しく、時には優しく導いてやってください。 大切な家族として迎えてやってください。
親族を代表して、心からお願いします。
また、今日こうして集まってくださった皆様、本当に心よりお礼申し上げます。
長くなりましたが、私の挨拶と代えさせていただきます。

とっさのスピーチ:新郎友人突然の指名スピーチ

突然の指名で、驚いています。
自分は、太郎君と共に小・中学校を通った 佐藤と申します。
太郎、おめでとう。 遊びでも勉強でも、良い意味でライバルで、そして親友だった太郎が今日、花子さんという素敵な女性と結婚することは本当に嬉しいです。
そのタキシードも良く似合ってるし、そのヘアスタイルもすごくキマッテル!
二人を見ていると、“結婚っていいな”と素直に思います。
これからは、二人仲良く!
そして自分が結婚したら、家族ぐるみで付き合いたいと思います。
予定はないけど…。
でもその時は、みんなで飲みに行こう。 家族が増えたら、お得意のキャンプも一緒に行こう。
末永くお幸せに。そして末永く宜しく。 本日は本当におめでとう!

新郎が年下、新婦が年上:友人から新婦へ

花子さん、太郎さん。 本日は本当におめでとうございます。
ご両親、ご親族のお喜びもひとしおのことと思います。
私は花子さんと小・中・高校と同級生の 落合 薫と申します。
花は…あ、いつも花とよんでいるので、今日も花と呼ばせてもらいますね。
花は、小さい頃からその名の通り、本当に花のように可憐で可愛い女の子でした。
中学の頃などは、何人の男子から花へのラブレターを預かったことでしょう。
でも、自分が“この人”と決めた人でなければ、スッパリお断りをしていた花。
同姓の私からすれば 「なんてもったいない…」 いえ、 「なんと潔くてかっこいいんだろう」 と思って見ていました。
そんな花も女子高時代はクラスの、いえ、学校の中心的存在となりました。
こうお話すれば、同姓からも好かれ、信頼され、憧れられる人柄だということがお分かり頂けるかと思います。
しかし、そんな花は、実はとても甘えん坊で泣き虫な一面を持っています。
私はそんな花を良く知っていますから、 「私が花を支えてあげなくちゃ」 と何度も思う場面がありました。
きっと太郎さんも、そんな花の弱い部分を知り、守ってあげたいと思ってくれたのでしょうね。
花から太郎さんのことを聞いたとき、“年下”と聞いて何故かとても納得しました。
ある時は妹のように甘えられて、ある時は姉のように優しく包むことができる…それは“花そのものでいられる”ということだからです。
太郎さん、花をよろしくね。
これから二人で周りの人がうらやむような素敵な夫婦になってください。
結婚おめでとう!末永くお幸せに。

監修協力
VOICE CREATIVE NETWORK 田代美歩さんVOICE CREATIVE NETWORK 木島実那子さん

 

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