趣味やハマリものが夫婦の絆を強くする ゲスト 桐島ローランド 写真家


結婚には、どんな相手が合っている? 心理占星術家の鏡リュウジさんに質問したところ……「きっと、こんなタイプの女性に惹かれるのでは」と、またもや今回もずばりと言い当てられた。さらに、「2、3年後に大きな転機が来るのでは」と言われて……。


飾らない自分を受け入れてくれるかは男にとって大事なポイント

野尻:

僕、実は漫画が大好きで。

桐島:

僕も、漫画ばっかり読んでる。子どもが生まれたときに、「漫画はやめる」と宣言したけど、やっぱりやめてない(笑)。まあうちは奥さんも漫画読むからね。

 
野尻: 実は、僕にとって一番癒されるゆとりの時間って、海外のコテージで漫画を読むこと(笑)。だからバカンスへは、トランクいっぱいに詰め込まれた漫画と一緒に出掛けてる。
 
桐島: それ、最高の漫画喫茶! 海外の高級リゾートのプールサイドで、おいしいものを食べたり飲んだりしながら寝転がって、ず~っと漫画を読んでいる姿が目に浮かぶな。
 
野尻: 1巻から10巻までドンと漫画を積み上げて、一気読み! きっと隣の外国人は、「なんだ? この日本人は」と思ってるだろうけど(笑)、僕にとっては、かけがえのない時間なんですよ。

   
桐島: それ、大切ですよ。俺は、理解できる(笑)。
野尻: 彼女にこんな姿を見せたら、引いちゃうんじゃないかな~って男は心配するものなんだけど、自然に受け入れてもらえたときって、ホントうれしいんだよね。そういう意味で、一緒に時間を過ごす時の価値観が合うというのが大切なんだなと、最近だんだんわかってきたな。
 
結婚では、二人の間の共通点を探すより合わないポイントが耐えられるかを確認する方が、大切だと思う
自分がダメダメな男だってアピールするのが口説き文句みたいなものだから

桐島ローランド
(Rowland Kirishima)
68年生まれ。神奈川県出身。 ニューヨーク大学芸術学部写真学科卒。 高校時代にファッション誌のモデルをしたのをきっかけに、カメラに興味を持ち始め、学生時代から東京、ニューヨークを拠点にカメラマンとして活躍。ファッション誌、広告、CM、CDジャケットなど幅広い分野で活躍中。

お互いに性格って、変えられない一緒に過ごすときの価値観が合うことって大切なポイントなのかな
合わないポイントが耐えられるかを見つめることって、意外と大切
野尻:

ローリーさん夫妻は、趣味を通じて結ばれた「趣味婚カップル」だよね。

桐島:

僕たちは、「この人と一緒にずっと暮らしていけるかな」なんて確かめる間もなく結婚しちゃったわけだけど。もともと、外に遊びに行くよりは家にこもって遊んでいる方が好きだったり、お互いに帰国子女だったりと、いろんな面でマッチングしてたんです。

野尻:

そんなふうに価値観が合う出会いって、たまたまだったのかな?

桐島:

ホントに偶然。でもさ、共通点は誰しもたくさんあるものなんだよね。それよりも、「耐えられないことが、あるかどうか」をきちんと理解することの方が、大事なんじゃないかな。「ここが、どうしても合わない」という方が、後になって響く気がする。 恋は盲目。最初は、悪いところも悪く見えないもの。でもだんだんと、「ちょっと合わないな」と思う点が見えてきて、ある日気付いたら「耐えられない!」と、とんでもないことになっちゃうこともある。

だから僕は、共通点を探すより、合わない点を探します。それって、着ている服だったり、一緒に食事をしたりと、日常の触れ合いのなかで、わかるものだと思うんだよね。 どうせ結婚するなら、死ぬまで一緒にいたいもの。毎日を積み上げていくわけだから、そういう点が大事なんだと思いますよ。


   
野尻:

そうだよね。お互いに性格って変えられないもんね。

桐島:

そうそう。女の子がよく「彼を変えてみせる」とかいうけど、無理だよ~、やっぱり。

 

共通の趣味やハマリものが長続きの秘訣!?

桐島:

そういえば、僕の知ってる麻雀夫婦って、離婚しないな。

野尻:

麻雀できる女の子って、貴重だよね。強制するつもりはぜんぜんないけど、彼女もできるといいなあというのは、麻雀好きの男には、あったりする。無理するふうでもなく「私も覚えてみようかな」なんて言ってもらえると、やっぱりうれしい。

   
記者: ということは、麻雀できる女性はモテるってことですか?
   
野尻: ……ちょっと違うかな(笑)。でも、ゴルフができる女性が誘われやすいのと一緒で、誘われやすくはなるんじゃない?
   
桐島: 男だらけの世界に入れるのは、確実だよね。でも、そこから恋愛につながるかどうかは、その人次第(笑)。男友達として「いい奴だ~」となるかもしれないし。 麻雀に限らず、趣味やハマっているものが同じだと、一緒にハマっていけるよさがあると思うな。

   
野尻: 麻雀だったり、漫画だったり、お茶だったり……。もちろん買い物だっていい。二人とも洋服が好きで、買い物に付き合いながらお互いがお互いのスタイリストになった気分でファッションを楽しめたり。ふたりの間のコミュニケーションツールが多い方が、長続きしやすいってことなんだろうな。
text : Kekkon Junbishitu 次回へ >>
photo: Shunsei Takei
  place: SHOTO GALLERY
 
僕も奥さんも、漫画が好き趣味やハマっているものが同じだと一緒にハマっていけるよさがある

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  野尻佳孝 (Yoshitaka Nojiri)
株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ 代表取締役社長
72年東京生まれ。大学卒業後、住友海上(当時)に入社。友達の結婚式に招かれた時、「自分の仕切る二次会の方が、断然面白い。だったら……」と、98年10月に同社を設立し、ブライダル業界に参入。たった1畳のオフィスからスタートし、ハウスウエディング市場を作り上げた

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