新婦の手紙文例集No.25 たくさんの愛情に包まれて

花嫁から感謝の気持ちを込めて 両親への手紙

例文集

No.25たくさんの愛情に包まれて

お父さん お母さんへ

二人に手紙を書くのは、看護学校へ通っていた頃、巷では携帯電話が急速に普及し、流行り物好きな私が携帯電話を持つことに反対されながらも、懲りずにおねだりの手紙を送り続けていたあの時以来ですね。

今日はこの場を借りて、お父さんとお母さんに今の私の思いの丈を伝えようと思います。

お母さんが私という物体を身ごもったあの日から、そして今日まで苦労の連続だったと思います。ひどいつわりで毎日のように嘔吐していた妊娠生活。また、今のお母さんの体からは想像もできませんが、小さな体に扁平な骨盤、そして、私の巨大な頭のせいで、なかなかお産が進まず、破水から出産まで3日もかかり、生まれてくる前から迷惑ばかりかけていたように思います。無事に軽度仮死で生まれてからも、周りの同級生よりも極端に体が小さく、かけっこは遅い、縄跳びもできない、幼稚園には泣いて行きたがらないという始末。それでも、小学校に上がると泣かずに学校へ行くようになり、友達もできたけれど、やっぱり体は小さくて。

そんな小さな背中に大きなランドセルを背負う私をお母さんは心配し、毎日のように近所の公園まで妹と迎えに来てくれていましたね。月日は流れ、中学校に入り、人並みに思春期を迎えると、今度は生意気だと先輩から目くじらを立てられたり、友達とケンカをして学校に行きたくないと、二人をひどく困らせたけど、お父さんとお母さんは涙ながらに私を守ってくれましたね。反抗期で二人を悲しませる事を沢山言ってしまっても、いつも私の見方でいてくれました。

そして我が家のリーダー、お父さん。地震や雷の時は、誰も呼んでもいないのに、真夜中でも2階の子供部屋へかけつけ「大丈夫だ!」と言って、私と妹を抱きしめてくれましたね。あのときの安心感、いまだに忘れられません。家族の中で唯一の男ということでもあり、いつも脇役的な存在に思われがちですが、実は誰よりも秋元家の主人公なお父さんにはいつも頼ってばかりでした。

こんな風にして、いつも2人から守られ、沢山の愛情をうけて成長できたこと、とても幸せに思います。お母さんのアドバイスで看護師となり、たくさんの患者さんや、子供を持つお母さんたちとの関わりを通して、家族の大切さ、子供を思う親の気持ちを改めて実感しました。看護師として社会に出ることで、人として、大分、成長できたかな?と思っています。しかし自立して生きていくことに対し、不安やわからない事は、まだまだいっぱいあります。

結婚し、お父さんとお母さんから自立した今、これからは啓さんと力を合わせ、支えあい、高めあい、正しあい、幸せな家庭を築いていきたいと思います。でも私たちだけでは解決できない困難に遭遇し、行き詰まった時には、今までの様に、2人に相談しますね。

お互いの実家が離れていること、転勤があること、様々な理由で2人の傍での生活はできませんが、これからは私が啓さんや妹と協力し、1つの区切りとし、感謝の言葉を言わせて下さい。

今日まで本当にありがとう。そしてこれからも末永くよろしくね。たまにはお母さんの愉快で素敵な体操、お父さんの異常なまでに熱心な草むしり姿を見に行くのでその時はよろしくね。

2006年7月15日 やよい

アーククラブ迎賓館 郡山 にて

あとがき

この手紙を読んでいるときは涙が止まらなくて、止まらなくて、本当に泣きながら書きました。
書いているうちにいろんなことが思い出され、だんだん気持ちが整理されてきました。
書きたいことが沢山あふれてきて、最後のほうはすごく必死に伝えたいことを一生懸命に書いていた気がします。

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