新婦の手紙No.24-私を産んでくれて本当にありがとう

花嫁から感謝の気持ちを込めて 両親への手紙

例文集

No.24私を産んでくれて、本当にありがとう

お父さん お母さんへ

今日、こんなにたくさんの方々に祝福して頂くことが出来、感謝の気持ちで胸がいっぱいです。

お父さんは私に英語を話すことの楽しさを教えてくれた第一人者です。
私がまだ随分小さかった頃、仁視が道端で外国人の方とぶつかった時、お父さんはとっさにその方と英語で一言二言交わして、笑顔で別れましたね。覚えていますか?
あの時のお父さんが交わした言葉は、その時の私にはわからなかったけれど、一瞬の出来事でしたが、その時のお父さんはカッコ良くて、幼い私の胸の中では大きな大きな感動がありました。私もお父さんみたいに外人の人と話せるようになりたい!そう思って英語を勉強し始めました。

私が中学生の頃、英語暗誦大会に出場する度、毎晩特訓をしてくれましたね。今まで頂いた数々の賞よりも、私にとっては、英語を教えてくれ、一緒に練習してくれたお父さんとの思い出の方が、かけがえのない宝物です。
お父さんの口グセはいつも『俺の子だから心配ない』とか『さすがは俺の子だ』と、私達子供の事を信用して、後押ししてくれましたね。私が念願の会社から内定を頂いた時、満面の笑顔で『さすがは俺の子だ』と言ってくれましたね。私はあの時お父さんの笑顔がずっと目に焼きついています。本当に嬉しくて、そして照れ臭かったけれど、お父さんの喜ぶ顔は、私の幸せでした。
私とお父さんは似た者同士で、時には意見の食い違いがあったけれど、お父さんの考え方はいつも正しかったです。
負けず嫌いな性格なので、沢山反発してしまって本当にごめんね。

お母さん、会社の経営と家事、みかん山の仕事、その他沢山の役目をこなしていて、本当に大変だと思います。そんな中、私と弟達を何不自由なく大切に大切に育ててくれましたね。それなのに私は、沢山迷惑や心配をかけてばかりでした。
お母さんがおそらく人生で一番辛かった時に、私は追い打ちかけるようなひどい言葉を浴びせてしまい、本当にごめんなさい。あの頃の自分を悔やんでも悔やんでも、悔やみきれません。それでも私に変わらない温かい愛情を注いでくれた事、心から感謝しています。敬生さんとの結婚が決まった時、うつむきながら『淋しくなるね』と言って涙を流してくれましたね。私はその時初めて、『私が嫁ぐと淋しくなるんだ』と知りました。親心が分からず、沢山反発していた私ですが、いつも私の事を心配してくれ、どんな時も変わらない温かい愛情を注いでくれたお母さん、本当にありがとう。

お父さん、お父さんは強い信念を持っていてとても立派な人ですが、お母さんがあってこそのお父さんであることを忘れないでね。互いに支え合って、沢山の事をやり遂げているお父さんとお母さんは、私の理想とする夫婦です。
二人が私や弟達の為に、一生懸命働いてくれているから、私達は何不自由なく、ここまで育てて頂きました。
私はお父さんとお母さんの子供として産まれてくることが出来て、本当に本当に良かったと思っています。
私を産んでくれて、本当にありがとう。

二人は今まで本当に大変だったと思います。これからもいろんな場面で困難があると思います。毎日働き回っている二人の体の事が心配ですが、たまには休みをとって、旅行がてら、私達の埼玉の新居へゆっくり遊びに来て下さいね。

敬生さんという素敵な方と出逢うことが出来、お父さんとお母さんの多大なる協力のもと、今日という日を迎えられて、とても幸せに思います。
最後の最後まで、二人に沢山苦労をかけさせてしまって、本当にごめんね。お母さんは「親の幸せとは子供達が元気に生きること」と言っていましたね。お父さんとお母さんに幸せになってもらえるよう、私はこれからも元気で生きていくので、少しは安心してね。お父さん、お母さん、いつまでも仲良く、そしてこれから先も、元気で頑張って下さいね。

おじいちゃん、85才の今も元気に毎日を送っているおじいちゃんは、みんなすごいと思ってるよ。体に気を付けて、これからも美味しいみかんを作ってね。

おばあちゃん、おばあちゃんはいつも私が仕事へ出る時、外まで見送ってくれてありがとう。おばあちゃんが炊いたお豆さんはとっても美味しいです。結婚が決まってから、準備と仕事とでなかなか家に居ることがなくて、最近あんまり話せなくてごめんね。これからも元気でいてね。

仁視、芳樹
戸籍が変わっても私達はずっと姉弟です。
これからも姉弟助け合っていきましょう。困った時はいつでも連絡を下さい。
頼りないお姉ちゃんかもしれませんが、必ず力になります。
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんを宜しくね。
7人と一匹という大家族で暮らす事が出来、とっても幸せでした。
今まで本当にありがとう。
そして、これから迎えてくださる高山家の皆様、こんな私を温かく迎えて下さり、本当に感謝しています。まだまだ未熟者の私ですが、生涯かけて、敬生さんのそばで支えになることをお約束いたします。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

葉子より

アーセンティア大使館 大阪 にて

あとがき

手紙を書こうと、いざ机に向かってみると、伝えたい事が、沢山溢れました。
何から書いて良いのか分からず、戸惑いましたが、今の私があるのは、両親があってこそであるという事を、順を追って伝えようと思いました。
特に母にひどい言葉を浴びせてしまった事は、今までずっと謝りたくて謝りたくて、心に引っ掛かっていた事でした。「新婦の手紙」という場を借りてではありますが、今まで言えなかった「ごめんなさい」を初めて伝えることができ、心がスッとした気がします。

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