事故に遭ってわかった両親の愛情-手紙の例文集No.6

花嫁から感謝の気持ちを込めて 両親への手紙

例文集

No.6事故に遭ってわかった両親の愛情。言い尽くせないほどお礼や謝罪があります

大好きなお父さん お母さんへ

今日、私はお嫁に行きます。
長かったようで早かった35年間あっという間でした。
30歳を過ぎた頃からお母さんは「あぁ、こんな歳まで嫁に行かないとは思ってもみなかった。」と口ぐせのように言っていました。でも私はそれだけ家族4人で過ごせる時間が長くなったので嬉しかったし、とても楽しかったです。

お父さん!お父さんは私に「自分が好きな道へ進めず親の言われるまま進路が決まってしまった。だから、お前がやりたい事があるならそこへ進みなさい。お金はお父さんが働けばいいんだから。」と言ってくれました。あの時の言葉はずっと忘れていません。
お父さんのお陰で私は好きな事が出来たんだと心から感謝しています。
本当にありがとうございました。

そしてお母さん!私が何年か前、事故で入院した事がありました。
毎日毎日病院へ通ってくれて、何回かの手術のたびに泣かせてしまいました。手術後、痛みにうなされて泣いている時、お母さんが「代われるものなら代わってあげたい、代わってあげられなくてごめんね」と泣きながら言ってくれました。私はあの時、「これが母親なんだ、そして私は本当に親不孝をしてしまったんだ」と自分のしてしまった事を毎日後悔していました。救急車で運ばれながら、私は死ぬかもしれないと思い、死に目にあえないならせめて言葉を残したい、と一生懸命考えましたが、何も浮かんできませんでした。私はあの時「あぁ、一言では言いつくせない程、親、姉妹にお礼や謝罪がたくさんあるんだ」とわかった気がします。私は事故により、せっかく健康に産んでもらったにも関わらず、体に傷をつくってしまいました。でもこの傷を見る度に、お父さん、お母さん、そしてみほちゃんや周りの人に助けてもらった事を思い出します。

これから先の人生、何がまたあるかは分かりません。でも二人で力を合わせて乗り越えて頑張っていこうと思っています。

最後になりましたが、今日まで本当にありがとうございました。 幸せになります。

裕美子

FELICITAにて

あとがき

最初、親に何を書こう、何を伝えようと考えているとき、真っ先に事故のときの事が頭に浮かびました。
今まで学校のことや就職のこと、いろいろな面で相談にのってもらったり、お金を工面してもらっていることは沢山ありました。
でも中でもやはり事故で生死をさまよった時支えてくれた両親への感謝は、この先一生かかっても恩返しが出来ないなと思っていましたし、本当に親の愛情が心底わかった出来事でした。
何て文章に書こうとか頭で考えるだけで、目に涙がたまり大変だったのを覚えています。若い女の子ならともかく、ちょうど式の月、35歳になった世間一般で言うおばさんの私でも、気持ちは20歳の時と変わらず親と子でした。
式では両親への手紙を書くものだと思っていましたが、考えるだけで涙が出てくるのでどうしようかと悩んでいた所、担当の洲之内さんが「こういう時は感謝の気持ちやありがとうって言葉をいえるチャンスでもあるし、一言あるだけでも全然違いますよ」と言われた事で、気持ちもかたまり書き読み上げる事にしましたが、当日やはり大泣きしてしまったものの、今まで照れくさくて伝えられなかった気持ちを自分の言葉であの場所で伝えられた事は本当によかったと思っています。
改めて手紙っていいものだと心からそう思いました。

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