あの女優さんも、ハマった!
ローズ・セシル・オニールというアメリカ人アーティストがいます。
決して有名ではないですが、彼女が生み出したこのキャラクターを知らない人はいないでしょう。
「キューピー」です。
日本におけるキューピーの歴史は古い。
ローズさんがアメリカの婦人雑誌で、キューピーを発表したのが1909年。その数年後、1915年ころには、すでに日本でも人形が販売されていたらしい。なんと100年近く前から売られているのですね。
近年では携帯ストラップとして、土産物店や雑貨店で販売されている「ご当地キューピー」も有名。4000種類以上あると言われ、女優の片瀬那奈さんがコレクターとして知られるなど、ちょっとしたブームになっています。
この「ご当地キューピー」の企画・販売会社を行う株式会社オンリーワンから、結婚式プチギフト用のキューピーが販売されていることは、あまり知られていません。
『結婚記念愛のキューピー(洋ペアセット)』。か、か、かわいい…。かわいすぎる…
『同(和ペアセット)』。こっちもか、か、かわいい…。かわいすぎる…
「ウェディングキューピー」を誕生させたのは、2008年のある日、同社に届いた一通の手紙でした。
差出人は、西日本在住のカップル。手紙には、自分たちはキューピーの大ファンで、旅行先で必ずご当地キューピーを買うこと、そして自分たちの結婚式に合わせて、地元の名所がモチーフのオリジナルキューピーを作りたいことなどが記されていました。
この手紙を受けた同社は、はたして…?
知られざる名前の由来
まず披露宴のゲスト数だけでは生産単位に足りないため、「地元の名所」オリジナルは難しい。そこで、ドレス&タキシード姿のキューピーを1000セット製造し、正式に商品化することにしました。
ただ、これでは「オリジナル」との要望に応えられない。そこで台紙にお名前とメッセージを印字することにしたのです。
こうして生まれたものが、若干のモデルチェンジと、和装バージョンの追加を経て、現在の「ウェディングキューピー」となったのです。
さらに2011年。イギリスのウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンさんの結婚に「インスパイアされた」(同社広報)という「結婚記念Kissキューピー」が3月に新発売されました。
キスできるようにマグネットを仕込んだ「Kissキューピー」がウェディング仕様になったもの。1セットでも購入できますので、自分買いにもオススメです。
紹介した商品は、どれも専用のネットショップ限定です。気になる方は最下部URLからご覧ください。
新商品の「結婚記念Kissキューピー」。マグネットで顔と顔がくっつくようになっています。か、かわいい…
3シリーズ、どれも台紙に①お二人の名前、②日付、③オリジナルメッセージが入れられます
ところで「キューピー」という名前の由来、知ってます?
ローマ神話に「キューピッド」という、子どもの姿をした恋の神様がいます。これが元ネタであるのは間違いないんですが、実はもうひとひねり。
英語でキューピッドは「CUPID」、キューピーは「KEWPIE」。あれ、スペルがだいぶ違います。
これは、キューピッドがイタズラ好きな神様であることから、ローズさんが「わたしのキューピーには愛だけをはこんでほしい」との願いを込め、オリジナルの名前を創作したのだそうです。
愛だけをはこんでほしい。
結婚式に、これ以上ふさわしいキャラクターがありましょうや?(なぜか漢文読み下し調)
(2011年4月18日更新/取材・文 櫛谷育男〔編集部〕/取材協力 株式会社オンリーワン、株式会社エムアップ)
『コスチュームキューピー』ウェディング用特設サイト
http://qpshop.jp/wedding/
株式会社オンリーワン
http://www.only-one.co.jp/
参考URL:
ローズオニールキューピー公式ページ
http://www.kewpie-jp.com/index2.html







