みんなにしあわせを呼ぶプチギフト 後編

21世紀ブライダルギフト白書 vol.3 みんなにしあわせを呼ぶプチギフト 後編
プチギフト トレンド事情に迫る!

さて、前回紹介したプチギフトという“おもてなし”。ギフトを手渡しながら、ゲストひとりひとりと向き合って、みんながハッピーな気持ちになる時間を作ろう。実際、プチギフトを用意した先輩花嫁さん・花婿さんは、近年増加傾向にある。
「今のところ考えていなかった」という新郎新婦さんには、ぜひ取り入れてと改めてお願いしたい。
でもいざ贈ろうとすると、商品も価格も本当にマチマチで、目移りする人も多いのでは? ということで今回は、プチギフトのトレンド事情に迫ります!

気になるみんなのお財布事情

プチギフトと言えば、かつてはキャンディーやドラジェが一般的だった。ドラジェとは、アーモンドやチョコレートを砂糖でコーティングしたカラフルなお菓子のこと。その歴史は古く、紀元前177年にローマの貴族、ファビウス家に赤ちゃんが誕生したお祝いにドラジェを配ったことが始まりなんだとか。その後、幸運の祝い菓子として、ヨーロッパのあちこちでこの習慣が取り入れられ、日本のウエディングシーンでも、ドラジェを手渡しながらゲストと会話を楽しむ『ドラジェサービス』が定着するように。

ただ、こだわり派が増えた昨今では、ドラジェ以外のニーズも高い。それに応えるべく、リラックスグッズやキャラクターグッズなど、さまざまなプチギフトが日本全国で贈られている。ちなみに気になるお値段だが、300~400円未満がもっとも多く、次いで200~300円未満となっている。中には1,500円以上のギフトを贈った先輩花嫁さんもおり、価格は人それぞれ。あまり平均にとらわれず、センスや予算に合わせて選びわけるのがベストだ。

アーモンドをイチゴのチョコレートでコーティングした合わせ技が美味なイチゴのドラジェなら、ゲストもにっこり

一人あたりのプチギフトの費用(ゼクシイ 結婚トレンド調査2007 ブライダル・マーケット編 首都圏版より)

一人あたりのプチギフトの費用(ゼクシイ 結婚トレンド調査2007 ブライダル・マーケット編 首都圏版より)

カリスマウエディングプランナーに聞く! 人気のプチギフト

とはいえ、せっかくプレゼントするからにはゲストに喜んでもらいたいと思うのが心情。カリスマウエディングプランナーの有賀明美さんが店長を務めるウエディンググッズのショッピングサイト『結婚準備室ショッピング』では、バスグッズなどの“癒し系グッズ”が人気アリとのこと。お祝いに駆けつけてくれたゲストを気遣う心のあらわれが、支持を集めているとみた。ちなみに、自然の原料をベースにした化粧品が人気の『THE BODY SHOP』とコラボレーションした結婚準備室ショッピングオリジナルの『バス&シャワージェル』は、継続的な人気を保っているそう。

そんな結婚準備室ショッピングの中でもイチオシは、『四葉クローバー幸せの球根』という、ネーミングからしてハッピー感漂うギフト。なんと、生えてくる芽がすべて“四葉のクローバー”というから驚きだ。幸運のしるし“四葉のクローバー”を夢中で探さなくても、おうちで育ってくれるなんて、花嫁さんからしあわせをおすそ分けし続けてもらっているようでウレシイ。ブーケトスで花束を取りそこなった女性陣も、大喜びすること間違いなし!

選び方や送り方に自分たちらしさを

結婚準備室ショッピングのみならず、インターネットショップにはそこでしか買えないオリジナル商品や、個性的なギフトがたくさん紹介されている。そのためだろうか、インターネットを利用してプチギフトを購入した先輩花嫁さんは、毎年増えているそうだ。あれこれ見比べて、ふたりを連想させるグッズを探してみよう。例えばふたりの結婚式が“和み”をテーマにしたものであれば、思わずホッとするようなギフトを、お笑いが大好きなふたりであれば、もらった瞬間ふき出してしまいそうなおもしろグッズを贈ってみてもステキ。

プチギフト候補が複数見つかって困るとか、ゲスト全員に合うものを探すのは難しいという場合には、披露宴と二次会のそれぞれでプチギフトを贈るのもひとつの手。親戚や会社の上司もお招きする披露宴では年齢問わず喜ばれるギフトを用意し、お友達や会社の同僚など気の置けない仲間とワイワイ盛り上がる二次会では、ちょっとばかりハメをはずしたギフトを贈る。こうすれば、披露宴と二次会両方参加するゲストには二度の喜びをプレゼントすることができる。さらに、二次会のみ参加するゲストとも、マンツーマンで話をする時間が確実に持てるというわけだ。

手渡しできるからこそ、ウエディングにまつわるどのギフトよりも、感謝の気持ちを伝えやすいと言えるプチギフト。トレンドももちろん気になるけれど、一番大切にしてもらいたいのは“おもてなしの心”。ゲストの笑顔にたくさん会える、そんな自分たちだけのプチギフトを見つけ出す参考になれば、これ幸い。

(記事:谷口千佳)

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