みんなにしあわせを呼ぶプチギフト 前編

21世ブライダルギフト白書 vol.2 みんなにしあわせを呼ぶプチギフト 前編
結婚式の思い出をつなぐプチギフト

幼なじみが結婚したのは、25歳のとき。国民の安全を守る警察官だった彼女は、25歳までにお嫁に行くというマニフェストどおり、職場結婚を達成。海沿いにある潮風が心地よいハウスウエディング会場で、結婚式を挙げた。当時はまだハウスウエディング自体が珍しく、まるでセレブの邸宅みたいな会場と美味しい料理に、結婚式のイメージがグンとアップしたことと言ったら!

プール付のお庭であま~いデザートを堪能し、名残惜しく会場を去るとき、彼女とダンナさま、そして昔からよく知るお父さまとお母さまが見送ってくれた。大人のふりして「このたびはおめでとうございます」なんて言ってみた私に手渡されたのは、警察官だけが買えるオリジナルストラップ! 初めて見るそれに興奮していると、お母さまが特別に何種類か持たせてくれたっけ。この日以来、携帯電話が何度機種変しようとも、ストラップだけはいつも変わらない。

プチギフトがよみがえらせる、あの日の思い出

「おめでとう」だけじゃない話題づくりに

花嫁さんのまぶしい笑顔は、時に、ゲストからは遠い

“プチギフト”と聞いて連想するのは、幼なじみが結婚したこの日のこと。警察オリジナルストラップをチョイスしたこと自体もユニークでインパクト大だったけれど、それだけじゃない。プチギフトをもらう時に、幼なじみとやっとゆっくり話しができたからだと思う。たくさんのゲストをもてなすのに忙しく、人生一度の出来事に少し緊張気味だった彼女が、ひと仕事終えていつもの表情に戻ったときは、本当にキレイな花嫁さんだった!

この幼なじみのように、結婚式は花嫁・花婿さんはもちろん、ゲストも結構忙しい。写真を一緒に撮ろうと主賓席に行ったところで、順番待ちをしている誰かに気を遣ったりしてせわしないし、ようやく話すチャンスが来たと思えば、横から他のゲストが平気で割り込んだりしてくる。気の弱い私は「おじゃまですね・・・」と、おずおず自分の席に戻り、輝かんばかりの笑顔の花嫁さんを遠い目で見つめるだけ。すごくうれしくておめでたい一日なのに、なんだかよく知ったあの子が遠くて、ちょっとだけ寂しかったり。

プチギフトという名の“おもてなし”

たぶん花嫁さんと花婿さんも同じ気持ちじゃないかしら? 実際いろんな新郎新婦から会話もそぞろに「ごめん、またあとでね」と言われることも多かったし。そんなお互いの距離を埋める“おもてなし”こそ、プチギフトなのだ。
ひとりひとりに手渡ししながら、式では伝えきれなかった感謝の気持ちを贈る。ゲストは、思いかげないギフトに、そして何より、新郎新婦をひとりじめできるうれしさにニッコリすること間違いなし。招く側にも招かれる側にとってハッピーな時間が訪れることは“言わずもがな”でしょ。

ゲストを見送る送賓の時間ならば、一大イベントを終えてホッとした“素顔”の自分で、式の最中であれば、キャンドルサービスのようにテーブルラウンドをしながらプレゼントしてみてもグ~。ゲスト歴の長い私としては、ぜひとも新郎新婦のみなさんに取り入れていただきたい演出のひとつである。

では、どんなものを贈ろうかなというお話は、また次回。お値段相場から人気グッズまで、あのカリスマウエディングプランナーがオーナーを務めるネットショップを直撃します!

(記事:谷口千佳)

マンツーマンで向き合えば、もっとハッピーになる!

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