両親への手紙。
人によっては“花嫁の手紙”という人もいますが、
僕は絶対に自分も手紙を読みたいと思っていました。
だって花嫁だけなんておかしいじゃん。
以前も似たようなことを語ったと思いますが(笑)、
結婚するといっても、親と同居するワケではない場合は、
新郎の親だって絶対寂しい気持ちに決まってます。
自分の息子が自分のものではなくなる感じ。
僕は小学校卒業後、私立中の寮に入りました。
両親のことは大好きで、心から尊敬しています。
でも普段は一緒にいなくてなかなか感謝の気持ちを伝える機会がない。
だから、僕の新たな旅立ちの日に、
自分の感謝の気持ちを伝えたかったのです。
しかし変なこだわりもあり、
「やっぱりメインは花嫁側だ!」とも思っていました。
枝美は結婚までずっと24年間実家で暮らしてきました。
枝美の両親から見ると、まさに“お嫁にいく一人娘”。
しかも枝美は照れ屋さんなので、一緒に住んでいても、
両親に感謝の気持ちを伝えたりする機会はなかったようです。
だから、僕の手紙は短く、でも、ありったけの気持ちを伝えようと思いました。
手紙を書いたのは結婚式前夜。
今まであったいろんなこと、両親への感謝の気持ちを噛み締めながら―。

披露宴では、僕が先に読みました。
両親はまさか僕が読むとは思ってなかったらしくビックリしたようですが、
大粒の涙を流しながら聞いてくれました。
僕自身、一行読んだところでグッとこみ上げてくるものがあって、
ウルウルきてしまったけど、頑張って読みあげました。
たった5、6行の言葉に、ありったけの気持ちを込めて。
そして、枝美の番。
涙もろい彼女は、ボロボロ泣きながら、頑張って読みました。
僕は直前まで「声にならないんじゃないかなぁ」と心配していましたが、
しっかりと最後まで読み上げました。
式の後、「手紙、頑張ったね」と言ったら、
「自分の口で読みたかったから。」
と言っていました。
あまりにも泣いて言葉にならない花嫁の場合、
手紙を新郎や司会の方に読んでもらうこともあるんだとか。
それはしたくなかったみたいなのです。
さすが僕が選んだパートナー!!エライ、エライ。
もちろん、枝美のお母さんも大泣きでした。
手紙朗読の際のBGMはKiroroの“未来へ”。
コテコテですが、歌詞、雰囲気共にピッタリでした!

手紙を読んだ後は花束贈呈です。
両親へのプレゼントはいろいろと迷いましたが、
結局シンプルに花束にしました。
僕の母親も、枝美のお母さんもすごくお花が好きだし、
よかったかなと思ってます。

花束を持って両親の元へ歩み寄ると、
母親があまりにも泣いているので、頭をヨシヨシしたのですが、
それを見た友人が数人泣いてしまったらしい(笑)。
「あんなことするなよ~、オレが泣いてしまったやんか!(笑)」
とか言われました(^_^;)
枝美の方は、大泣きのお母さんが、
大泣きの枝美の涙をふいていたようです(笑)。
BGMはサザンの“心を込めて花束を”。
これまたコテコテですね(笑)。
でもホントによかった!!
この曲はプランナーの大崎さんの案で決定しました。
ありがとう、大崎さん!
両家6人そろって横に並んだところで、締めは僕の父と僕の謝辞です。