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03その他 | 2005-08-22 00:44

初心忘るべからず

昔の写真を整理していたら、私が22歳の頃(5年前)に

担当させて頂いたお客様と撮った写真が出てきました。

ウェディングプランナーになってまもない頃に担当させて頂いた、
忘れられないお客様です。

徹さんと博子さん。
決して、ベテランといえない経験の浅い新米プランナーの私。

私に出来ることは、

お2人が何を望んでいるのか。
どんな結婚式にしてあげれば喜んでくれるのか。

とにかく毎日毎日真剣に考え、
とにかく、持っている力をすべて出し切っって結婚式を創ることでした。

22年間、なんとなく責任もなく気楽に適当に生きてきた私。
そんな私に人生で一度しかない大切な結婚式を
私を信じて託そうとしてくれている2人。

ミスでもして、この2人を悲しませるようなことだけは、
絶対に許されないと思いました。

経験が浅い私に出来ることは、とにかく2人の結婚式を
本当に必死に心をこめて創り上げること。

その気持ちが行動として表れたのが、毎日の「交換FAX」です。

とにかく、毎日何回も何回もお2人と手書きのFAXを交換しました。

「心配事はないですか?」 
「今のところ大丈夫です!」

「ドレスは決まりましたか?」
「まだ悩んでいます~」

「席次表の肩書きに悩んでいないですか?」
「従妹の子供ってなんていうんですか?」

いつのまにそのFAX交換は日課のようになり、
一日届かないと心配になるくらいに・・。

FAX紙がなくなってしまった、なんてことがお互いに何回もありました(笑)

そんなお2人の結婚式もいよいよ明日という日。

いよいよウェディングプランナーとしてお2人の最高の一日を
形にしてあげなければならない大切な日です。

夜、プレッシャーでお腹が痛くなり、なかなか寝付けなかったのを覚えています。

そんな時に、私は家に持ち帰ってきた、ファイルに収まらないほど厚くなったFAXを
もう一度すべて読み返しました。

そして、最後の一枚。

「明日、どうぞよろしくお願いします! 徹 博子」

という徹さんと博子さんの弾んだ字を見たときに自分でも不思議なくらい
体中に訳のわからない力がみなぎってきたのを覚えています。

「この人たちの最高の結婚式を作ってあげられるのは、私しかいないんだ。
絶対に成功させるぞ~!!」って。

我ながら楽観的な性格で良かったです(笑)

そんなお2人の結婚式は、いっぱいいっぱいでしたが、無事終了しました!!

披露宴終了後、お2人に

「有賀さん、本当に今日までありがとう!!」

その言葉とお2人の幸せそうな笑顔が、私にとって、
どんなプレゼントよりも最高に嬉しいご褒美でした。

22年間生きてきて、今まで、人にこんなに「有賀明美」個人として
感謝してもらったことはありませんでした。

自分の存在価値がちょっと高まった気がして、少しだけ成長した気がして、
何だか誇らしい気持ちになったことを覚えています。

この写真はそのすぐ後に撮った写真です。 
08.22-1.jpg

この時の私は、我ながらすごくキラキラしたいい顔を
しているなぁと思います。

これが、私がウェディングプランナーという仕事に
はまるきっかけとなりました。

あれから5年。。
この写真を見て、あの頃の一生懸命だった気持ちを思い出し、
今日、初心に戻りました。。